今回の225系5100番台は今までとは異なり、普通列車にいつまでも残っている国鉄型車両を文字通り「追い出す」ための新型車両ですので、これまでと打って変わり普通にも3ドア運用が必然的に増えることになります。
それはもうもちろん格段に…10本に1本は「定期で」3ドアになるくらいの頻度にいきなりあがるわけです。
それゆえ前編でご紹介した通り、普通の表示も少なからず見かけられるようになりました。
先ほどの画像を撮影したのち一歩も動かず数秒間待つだけで、ほらこの通り。二種類の画像が手に入るなかなかうまい撮影ができるわけです。
まあどちらの表示も分けて見ようと思えば腐るほど見れる表示なわけですが(;´・ω・)
そして肝心の電車はこちら。
…何か気づきませんか?
ほら、なんかこう…Red Wing的要素の欠けが…目立ちますよね。
ご名答、こちらは連結の不要な6両固定編成が当たっています。
4両の普通を見てみますと来るのは223系、特に最も初期に製造された0番台ばかり。
その実態はさておき、言い換えれば基本的に3ドア4両の普通運用には223系が就くということですから、今まで滅多に見れなかった表示を超特大サービスで披露してくれるわけでございます(^ω^)
たとえば…こちらをご覧ください。
普通・和泉砂川行き
これまた割と普通にです。
先ほども申し上げた通り「余った」223系0番台が投入されていますので、前面表示も行き先は明朝体になります。
再現にご使用される場合はどうぞご自由に…といっても、これだけ頻繁に走るとなると皆様撮影されてらっしゃいますよね。
普通・天王寺行き
折り返し運転の際、駅に到着しても数秒間だけ折り返し前の行き先を出しているのはこのためです。
しかしこの普通運用はこれまで10年ほど前例のなかった定期設定になりますのでダイヤの情報が入っておらず手動で設定を行う必要がございます。
そのため列車にもよりますが、このように駅に到着してから割と長い間、元の行き先を出してくれるわけなんですね(*´∀`*)
ちなみに225系5100番台ではドアが開くと一瞬で表示が切り替わりますので、この撮影方法で表示を集める方はご注意を。
種別もLEDである特性上、悠長には待ってくれませんので…。
普通・熊取行き
また車掌さんによっては、天王寺到着前に次の電車に変更しちゃう用意周到な方もいらっしゃいます。
運番の「C0051」がどこから出てきたのかがかなり謎…なんですよね。ほかにもそれに近しい数字で出している編成も多々ありまして…。先ほどの天王寺行きもC0054です。
各種表示はこちら(*´ω`*)
前面表示がぼけちゃってます…ご了承くださいませ。
普通・日根野行き
「そんでこれかーい」みたいなね。もう完全に紹介する順番を間違っちゃいましたけども( ・ω・)
もちろんそう奇抜な運用に就くばかりなわけでもなく、こういった「普通の普通」にも入ります。
表示は側面のみ回収しました。
いまさらレアだどーだというレベルじゃありません…ね。
というわけで。
いくら0番台だとはいえ、223系が左遷される時代がついに来てしまった…と。
いちおう製造されてから早いもので20年以上経過していますし、そろそろそういった格下げにあたる時期ではありますが。
もうまもなく運行を開始するであろう323系含め、また関西の、特に南側アーバンネットワークの車両事情がまた大きく変わります。
ようやく変わり始めた南アーバンに期待…ですね!
それでは~