新大阪駅の新しい発車標探訪録。
前編では11番~14番のりばの表示をご紹介いたしました。
確かに個々の表示自体は見やすい物の、果たして利便性が良いかと言われれば首をかしげてしまう新表示。
後編では前編と逆に、一番南側にある北近畿方面の特急発車のりばから取り上げたいと思います。
北近畿・山陰方面 特急列車
特急こうのとりに…?
特急スーパーはくと!
しかしもう少し下を見てみますと…?
「大阪」
「大阪」
「鳥取」
「大阪」
もう…なんといいますか…。
いろいろとダメでした(;´・ω・)
本来であれば「ひだ」の表示を回収できて喜ぶところなのでしょうが、表題と内容でここまで内容が違っちゃうと…ちょっと、という感じです。
しかも例によって真っ赤っか。せめて色を変えるぐらいはしてほしいところ。
どれを見ればいいのかがこうもわからないと、一瞬の可読性が重要な駅のサインとして失格な気もしますが…。
ひとまず欠点は置いておきまして、表示の方を見ていきましょう。
こちらも同じく車内販売の営業が無い旨の案内が流されていた他…
と、これまた新しいスクロール表示が設定されているではございませんか。
システムが微妙に異なるため違いはあってしかるべきなのですが、となると環状線のシステムは列車別の案内文登録に、わずかな改変が施されているということでしょうか…。
そして先ほどのスクロール文に違和感を感じた皆様。
「スーパーはくとが5両編成ではない」とお気づきの皆様、お待たせしました。
多客期に当たるこの時期、スーパーはくと号は2号車と3号車の間に「増2号車」(まし・にごうしゃ)を組み込むんです!
こちらが新しい発車標ではどう表示されるかと言いますと…?
そこはSUNTRASから情報を受けている端末ですから、きちんと「増2」の文字が入っていました。
(ちなみにこれ、英語放送では2号車と増2号車の違いはなく、どちらも「Car 2」と流されるんですよね(^^; )
JR神戸線方面
最後にご紹介するのはこちら、JR神戸線方面の表示です。
先は姫路を越えて岡山の手前までいろいろな行き先がありますが、今回はささっとご紹介してお終いです。
まずは普通・西明石行きから。
JR神戸線内であれば同じシステムのため着順の情報が入り、「ご案内」には先着案内が流されます。
英語表示はこちら。
少しだけ写っていますが、こちらは次の大阪で快速と接続を行うため、先着案案内では「芦屋・三ノ宮・神戸にはあとの快速が先に着きます。」と流されています。
快速、新快速はたいした収穫もございませんでしたので、割愛させていただきます。
路線記号や最近使用開始が決まった駅ナンバリングの類はなく、また停車駅やご案内も表示されません。
英語表示はこちら。
そろそろSUNTRASも表示の一新が必要になってくる時期ではないでしょうか…。
以上、新大阪駅の液晶発車案内レポートでした。
また、もし表示を入れ替えることができるのであれば、すでにディスプレイ自体が整備されている大阪駅なんかも安易に置き換えができるようになるでしょう。
これらも対象になるのか、注目ですね!