減りつつある改札の便利アイテム

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今はこの光景に違和感を覚えなくなりましたが、最寄り駅の改札がこれに変わった当時はかなり大きな衝撃を受けました。


大量に近鉄の駅に設置されていたというのも遠い過去のお話、現在数を減らしつつある改札の便利アイテムがあります。

関西私鉄ではかなりメジャーなアイテムだったこちら。


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改札頭上の○×表示機です。

使える改札機が遠くからでも一目でわかる非常に便利なアイテムでしたが、新規設置はこの10年間一切なく、既存のものも駅のリニューアル等で姿を消しています。


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@恩智駅 

残っていてもこのように使用しておらず、撤去を待っている状態のものもちらほらと。

ラッシュ時間と日中で入れ替える等がある駅では有効な設備かもしれませんが、もはや無人駅には無用の長物です。


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向島駅 

ただもちろん今も積極的に活用している駅も存在します。

こちらは京都線向島駅ですが、○×の掲示が今も使用されていました。
だいたいどの駅もすべて両方に通れるようにして「○」表示で固定している中、非常に貴重な例と言えます。


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まだ近鉄内部線・八王子線時代の四日市駅にて。

四日市駅の○×表示機は「四日市あすなろう鉄道」への経営移管の際に撤去されており、この部分のみ妙に新しい天井板が哀愁を漂わせていました。



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まだ絶滅危惧種と呼ぶには早いくらい残ってはいますが、それでももう10年持てばいい方ではないでしょうか。

記憶が正しければ、ご紹介したもののほかに京都線大久保駅東寺駅奈良線八戸ノ里駅、長野線河内長野駅などに残存しているはずです。

早めに記録されておくことをお勧めしておきます。


それでは~!

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