先日公開しました架空鉄道、阪奈外環状鉄道の駅構内案内サインを考案しましたので、記事にまとめておきます。
使用フォント
日本語:ニューロダン Pro B
英語:Frutiger Bold
中国語・韓国語:Noto Sans CJK SC DemiLight
ナンバリング、番線標等の数字:Futura Md
サインに使用する記号やピクトグラム等は、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が公開している「標準案内用図記号」を使用する。
駅名看板
コーポレーションマークを左側に配置し、その横に日本語・英語で駅名を記載する。必要に応じて中国語・韓国語での表示を行う。
ホーム誘導
上り(北行き)は青色、下り(南行き)は緑色とし、あわせて矢印で北上・南下を表すことで、視覚的に方面を区別できるようにする。
発車標・番線標
▲上り用
▲下り用
▲下り用、島式ホームの場合
▲島式ホームで、片方の乗り場が下り列車専用、片方の乗り場は双方向へ発着する場合。
階段から視認できる位置に発車標を設置する。発車標には必ずのりば番号を大きく記載すること。数字が線路側に来るように配置する。
下部の色は上り・下りで配色を変えること。両方向への電車が発着する場合、下部は黒色とする。
*発車標表示は仮デザイン
ホーム上でのりばを案内する場合、数字のみを記載した番線標を設置する。
駅名標
▲上り用
▲下り用
上りホームの駅名標は青色、下りホームは緑色とする。両方向へ発着する場合でも、そのホームから主にどの方面の電車が到着するかから判断して、青もしくは緑の配色とする。
▲没案。
乗車位置
▲上り用
▲下り用
▲双方向に出発する場合
上図のようにホーム床面に直接貼付する。設置個所は、各開口部の中央とする。
出口・乗換案内
出口誘導は黄色地のサインを用いる。日本語表記に用いている漢字が簡体字には用いられていない文字を使用している場合、もしくはかな交じりや異なる表現を用いているなど、必要な場合には中国語簡体字でも案内を行う。
乗り換え案内は他社線のコーポレートカラーを用いて案内を行う。必要に応じて路線記号も表記する。
乗り換え通路と出口が同一方面にある場合でも、必ず上記の通り出口の誘導と乗換案内を共に表記すること。