藤井駅→藤井寺駅/日本からタブレット運行が消えた

JR西日本のプレスリリースを見てる最中、
 
小浜線 藤井駅 …」が、「藤井寺駅」に見えて、ここがJR西日本のページか再確認してしまった(笑)
 


09月22日、国鉄から分割、民営化されたJRから、また一つ、あるものが消えました。
 
それは、信号設備などの発達により、かつては必要不可欠と言われていたものが役目を奪われたということです。
 
それが、タブレット運行というものです。
 
 
原始的かつ、応用のきかない設備ですが、国鉄時代は、ローカル線では当たり前の設備でした。
また、たまに受け取れないこともあり、その時には急停車も慣れたもの。
 
 
タブレット運行とは、こういったものです。
 
まず、区間開始駅で、その区間を運行することを許可するという意味になる、タブレットという金属の輪を受け取ります。
それは、該当区間の通行許可証の役割を果たし、必ず1つしかありません。
 
途中の行き違い駅では、行き違う電車がそのタブレットを受け取り、また、その電車の持っている別の区間タブレットを受け取って進みます。
 
 
しかし、日本では、急速に発達した運行管理システムにより、タブレット方式では絶対になしえなかった、あることをすることができるようになりました。
 
それは、遅延時などの応用のきく運行です。
 
 
徐々に、徐々に信号に入れ替わり、ついに、残す路線は1路線、JR東日本只見線のみでした。
 
しかし、この只見線も、22日付で信号への転換が決定。
 
今日からは、タブレットは使用されず、すべて信号によって行われます。
 
 
 
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