日本海の英語表示が詰められている理由

さて、今年3月のダイヤ改正で、多客期のみの臨時列車となった寝台特急日本海号。
 
この電車の電光表示案内には、少し不可解な点がある。
 
イメージ 1というのも、電光表示では、もちろん英語表示も交互に表示されるが、その表示が左に詰められているのだ。
  ↑比較用   
しかし、伸ばせば十分表示できる幅なのに、なぜか詰めて表示されてる。
 
かといって、ほかの特急列車はどうなのかというと、表示するのである。
 
そう、日本海だけなのである。
 
これは、ある昔の事情の名残なのである。
 


昔、寝台特急日本海号は、片方向に2本走っていた。
 
寝台特急廃止の波に押されて、1便に減便されて、現在の形になったのは有名な話で、昔は函館まで運転していた。
 
つまり、トワイライトエクスプレスとほぼおなじ経路で、北海道に行った電車が3本走っていたことになる。
 
このころの名残である。
 
この後、1号と4号は青森までの運転に、減便で上下2本に、ついには臨時化…
かつてのこの表示は、かつての日本海号の栄光を、今に伝えてるのである。
 
イメージ 2それがそのまま残っているから、英語表示は号数付と同じ規格で表示されている。
 
もちろん、号数を入れると納得がつく。
 
 
しかし、なぜ詰めて表示されるか、簡単に言うと、それは、
単にJR西日本が表示を変えないで、
さぼってるからである(笑)
 
しかし、この表示がなければ私は、かつて日本海が4号まであったと知りませんでした…
 
あるいみ感謝したい表示ですね。
 
 
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