LED表示再現の作り方(スクロールさせる)

今回は、ペイントなどの画像作成ソフト以外にも、画像をフラッシュへ変換するアプリケーションが必要です。
 
今回は、私が使ってる「Giam」というソフトで説明させていただきます。
 
※今回は、JR西日本の電光表示板をもとにしますが、新幹線の側面表示ほか、なににでも応用が可能です。
 

1、基盤を作る

今回は、先日製作したhy7sg876さんのリクエストの際に作ったスクロールを参考にします。
 
まず、基盤ともいえる「日本語基盤」を作ります。
 
イメージ 1
これが基盤です。
 
 
これに、スクロール文字を足したものが下のものです。
 
イメージ 2
 
「丹」が二つあるのは、合わせるときに必要なためです。
 
この時にない場合は、毎回毎回2行目との文字間が異なる場合があります。
 

2、スクロール画像を作る

1、移動させる

今回は、実物に最も近いと思われる6ドットずつ進むようにしています。
 
まずは、再下段を無表示にします。
 
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次に、6ドット分切り取って移動させます。
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さらに、6ドット分移動すると
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これを繰り返すと…
 

2、2行目への移行方法

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2行目への移動部分の「丹波橋」がでてきます。ここからは、以下のような手順でします。
 
1、2行目の進む部分を右端につける
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2、左端の部分をコピー
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3、1行目をすべて移動
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4、左端のはみ出した部分を元に戻すため、2でコピーしたものを張り付け
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5、下の部分を切り取って完成
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3、文章をすべて出す

そのまま進めると、ついに文章がすべてなくなります。
 
ここからは、最初に作ったスクロール用基板は使いません
 
イメージ 6←ただし、これはここからも必要です。
 
 
 
 


1、まずは、すべて文章を出し切った最初の画像を出します。
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
2、6ドット分移動させます。
この時、上下に移動がないように気を付けてください。
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3、左端パーツをかぶせて、完成
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これを繰り返し、スクロール文字を作ります。
 
すべての画像が準備できたら、次はGiamを起動します。
 
その次に、「ファイルからコマのつけたし」で、1番から順番に並べます。
 
これで完成です!
名前を付けて保存して、公開する準備ができると、下のものになります。
イメージ 16
 
皆さんも、ぜひやってみてください!
 
 
 
 
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